『ツキ~。お兄ちゃんのも頼む!』




お兄ちゃんっつーのはヤメようか。




私がDでー・・・



「モエもD。サクはAでー・・・ヒロもA。フーマは・・・」




フーマの文字が、無いです。






えぇ?




こういう寂しいの、あり?





『おいっ。俺此処にあるじゃん!』




ビシッ、と紙に人差し指を当てる。







「あ。ホントだ。ごめんね」



ちょっとシュン、としてみる。




『ぇ?あ、や。怒ってるわけじゃねぇんだよ?いや、ほら、ただその・・・』