黒猫ちゃんの憂鬱5





パトの音がしてくる。






電柱に隠れると、何台ものパトカーが止まる。







そして次第に、物音や叫び声も聞こえてきた。




あと、3日なんだよ。





チラ、と見ると偶然眼があった。






それも、幹部の奴と。




『アイツッ!!おい、美神んとこの奴いるじゃねーかっ。アイツ捕まえろよ!!』



『何言ってんだテメェ!!早く乗りやがれガキがあっ』



『おい爺きいてんのかコラァッ!!』






すんげぇ叫び声・・・。





これでいいか。