それで 王姫を、やめたの


みんなを傷つけたわたしが

総長をやる資格はない………………



私が総長になったときね
“わたしがが絶対みんなを守る!”

って 約束したんだ……


………………でも 守れなかった…

嘘ついちゃったんだ …



それからは部屋にとじこもったわ

世直しだけは行ってたけどね




そのときに萊にぃたちにいわれたの

守るものがないやつなんで
つよくねえ ってね



わたしの受け売りじゃんかね?


それから 三龍の活動をはじめたの


で 王姫のみんなとはなれるために


遠目で寮があるこの学校に入学したわけ

顔をかくしてね………………』


綾「そういうことかっ」

駿哉「じゃあ 大変だね
これから」

綾「なんでだ?」


『はぁ~ 綾ってほんとバカ

私は美姫で
王姫は美姫をおってるんだよ?


で今日 学校のみんなに
バレちゃったでしょ?


王姫にみつかるのも時間の問題…』


綾「たしかにな」