空歌 -そらうた-







「Shun(シュン)だろ〜?」

想がリモコンを操作しながら
尋ねる。


「うん」

尚が、頷いて歌い出しを待つ。







私は、涙をこらえるのに必死だった。




「Shunの歌すげーかっこいいよな!おれShun大ファン!」

「若くして死んでしまって残念ですね」

「あれはひどかったね!」






みんなが話をしながら
尚の歌を待つ。







みんなが話してた、Shunは









今まさに尚が歌おうとしている
Shunは












 
Shunは








私のパパだ。