「いいこと教えてあげる」
星菜がそう言って、私の耳元で
「お兄ちゃんは、昼休みと放課後に屋上に絶対いるよ」
こう言った。
「ほんと・・?」
「ほんとだよ。だから、そのときに行ってみれば?」
「うん、そうしてみるね。」
決意を固めてそう言った。
「お兄ちゃんね、昨日部屋から出てこなかったの」
「それって、私のせい・・?」
嫌な予感がした。
もし、自分のせいで傷つけてしまったなら会うことはできない。
でも、返ってきたのは意外な言葉だった。
「違うよ!菜乃を傷つけたことを後悔してたみたい」
「えっ?」
「いろいろ、話聞かされちゃって・・・」
あの先輩が後悔・・?
「だから、今日会って話しておいで」
「うん。いろいろとありがとう」
「何言ってんの。親友なんだから当たり前!」
「だね。」
そして、時間が経ちとうとう昼休みになった。

