「やっば!消しゴムがない!」



どこかに落としたのだろうか
どんなに探しても出てこない




「ごめん委員長、消しゴム貸して?」



「あんた私の課題内容分かってる?」



トントン、と委員長が膝の上を叩く。





綺麗なバラの刺繍が作りかけてある





「うっ…」



「私の課題は消しゴム使わないの。他当たって~」






仕方ない、竹刀の部屋に行くか。