夜空の星は。


「なぁ、だれ?おまーー「わ、私っ!この後用事あるので!」

あの人の言葉を遮って

扉を出ようとしたーーーー


はずだった。


のに前に進めない。

そりゃそうだ。

だってあの人が

私の腕を掴んでるから。


私は反射的に振り返ってしまった。


その時目を隠していた

髪が風になびいて

あの人にも顔が見えてしまった。


ーーーあぁ。見られたくなかったのに。

私なんかの顔なんて。

誰にも知られたくなかった。