「分かった。 明日、あなたは旅行会社の企画・案内部の社員よ」 ニコっと微笑んで言った。 そしてここへ来た時と同じ扉を出した。 過去と未来を繋ぐ、扉。 「いろいろありがとうね」 私は女の子にお礼を言った。 そして扉を開け、中に入り、目の前にある道を進んでいった。 ありがとう、中学校時代のみんな。 さよなら14歳の私・・・。