あたしは海にプカプカ浮かびながら、辺りを見回す。
目に止まったのは『かき氷』の赤い文字!
かき氷食べたい!
「蒼空くん!かき氷対決しよっ!」
「かき氷対決………アレ?なんか去年もやんなかったっけ?」
「そうそう!泳いで負けた方が、かき氷奢ってあげるの!」
「いいよ!でも、また俺が勝っちゃいそうだなぁ~♪」
「今年こそあたしが勝ちますぅ~!」
二人で泳ぎ対決スタート!
余裕な蒼空くんを負かしてみせる!
……つもりだったんだけど、結局あたしが負けちゃった…。
「なんでそんな速いの~!?またあたし負けたよー」
「ごめんね!だから、 そんな顔すんなって!あ、俺が奢ってあげるから?な?」
「ううん!あたしがちゃんと奢る!」
「いいよ、かき氷くらい。俺が好きなの買ってあげるし」
「ダーメ!蒼空くんが勝ったんだから…ね?」
「分かった。じゃあ笑花ちゃんにお願いするね」
かき氷を売ってる場所まで、蒼空くんが一緒に来てくれる。
ついて来てくれるのはあたしのナンパ防止らしいよ。
優しさでまた胸がドキドキしちゃう。

