続☆意地悪な幼なじみの君に恋をした




案の定、郁理くんと彩葉ちゃんは同棲にオッケーしてくれた。


桜音が荷物をまとめて今日から俺んちの仲間入り。


「いっ、いんですかね?本当に私が住んでも……」

「俺が一緒に住みたいって言ってんだからいーの」

「3年間ずっと独り暮らしだったので少し緊張します!」

「これから、ここが桜音んちになるんだから緊張する必要ねーよ」


桜音の頭を撫でて、俺んちに入れた。


緊張した面持ちで家に入るけど彩葉ちゃんが出迎えてくれる。


ここは女同士で緊張ほぐしてくれるだろ。



「桜音ちゃんほんっとにかわいいね!また娘ができたみたい♪」

「そっ、そんな!笑花さんの方がかわいいですし……。でも、嬉しいですっ」

「琥珀がよくあんなかわいい娘落とせたな」

「俺、郁理くんに似てるからやる時はやるの」


桜音が緊張してたのもほんの数分。


すっかり馴染んでる。


部屋は俺の隣の空き部屋を使ってもらうけど、ほとんど俺の部屋にいることになると思う。