続☆意地悪な幼なじみの君に恋をした




そんな桜音にご褒美でかき氷を奢ってあげる俺。


かき氷を真剣に食べる姿が子供っぽくてかわいい。


「琥珀くん意外です!イチゴ味食べるなんてかわいいです!」

「そう?小さい時からイチゴばっかだったからなぁ~。一口食う?」

「はい!食べたいですっ」

「あーん」

「えっ!あ、あーん……」


目を逸らしながら口を開けてるけど、そうゆう態度が一番かわいいんだよ。


やっぱり桜音にはピンク色のイチゴが似合う。


「メロンってイメージじゃねぇもん。桜音」

「いいじゃないですかぁ~!メロン好きなんですよ」

「いや、緑じゃなくてピンクだな」

「ピンクは好きですけどねっ」


首を傾げてニコッと笑う桜音にドキッとする。


化粧をして大人っぽい桜音に振り回されすぎたよ俺。


二人でかき氷を持つ手には、お揃いのペアリングが光った。