クッキーを買った俺は、蒼空にお礼で飯を奢るはめに。
財布が絶対にカラになるっ!
「……そいえば、笑花ちゃん家では大丈夫?家出したりしてない?」
「あー全然大丈夫。家出したのが嘘みたいになってっから」
「ならいんだけどさ。ちょっと不安になった」
「ったく笑ちゃんいない間、大変だったし!」
ケータイは電源落としてて繋がんない。
焦ってる郁理くんと彩葉ちゃんは、言い合いになる。
その仲裁に入るのが俺。
「マジで板挟み状態ってあの事言うんだな。身にもって実感した」
「やっぱ親心配するよなぁ。もう少し早く笑ちゃんと話せばよかった」
「かなり心配してたわ。でも、説得してくれた蒼空に感謝してたよ、親」
「それは嬉しくて何より」
「今度、家遊びに来いってさ」
それを言った瞬間、蒼空の顔が珍しく赤くなる。
あ~……
郁理くんに笑ちゃんとの関係認められたと思ってんな。

