続☆意地悪な幼なじみの君に恋をした




バレンタイン前日の帰り道。


サラんちの近所のスーパーでバレンタインの材料を調達する。


「やっぱりトリュフかなぁ~。サラは?」

「あたしも笑花と同じのにするわ。バレンタインとかしたことないし……」

「おっ!照れてるのかわいい~!」

「て、照れてない!とりあえずトリュフにする!」


二人で同じトリュフを作って、明日には蒼空くんに渡す…


どんな反応してくれるんだろう…。


喜んでくれるかな?


「笑花に任せる。ほんとこうゆうの苦手だから!」

「ちょっとはやらないと~。涼ちゃん喜んでくれないぞっ?」

「なんか出来ることならやる」

「誰でも作れるから大丈夫!」

「ほんとかよ~」


サラは料理はするくせに、お菓子作りは苦手みたい。


不器用ながら頑張る姿がかわいくて……


これなら絶対に涼ちゃんだって喜んでくれるよね。