サラの部屋でまったりくつろいでるあたし。
部屋の中にある時計を見ると夜の6時半を回ろうとしていた。
「今日と明日くらいまで泊まっくしょ?」
「う~ん。泊まってくー!ってか、ずっとサラんちにいたい」
「それはダメだ」
「え~っ!」
「親の身になってみろよー。かなり心配してるはず」
そんな心配なんて……
うるさいのが一人いなくなって、せいせいしてるんじゃない?
「んーでも!バレンタインはサラんちで作る」
「はぁ~……まっいいけどね」
「蒼空くんにバレンタインあげるからっ♪…涼ちゃんとはどうなの?」
「あー…まぁ一応あげるつもり。ほしいって言ってたから」
「なんだかんだ言ってラブラブ~♪」
「うっ、うるさいっ!」
照れ屋なサラを涼ちゃんの少し強引な感じで、引っ張ってあげてほしいな。

