朝目が覚めると、黒髪が乱れてちょっとセクシーになった桜音ちゃん。


かわいいな~。


黒髪に指を通してくるくる遊んでると、寝返りを打って桜音が目を開けた。


「おはよ」

「んっ…おはようございます…。あ、時計付けたまま寝てました」

「気に入ってくれたみたいでよかった」

「毎日、付けますねっ」


桜音はふわりと笑うと、寝たまま俺にぎゅーっと抱きついて来た。


朝から、こんなことされた理性ヤバい……。


「すごくスッキリした気分なんです。琥珀くん、ありがとうございます!」

「俺が桜音を幸せにしてやっから」


くしゃくしゃ頭を撫でて、そっとキスをした。


止まらなくなってそのまま朝から、桜音とイチャイチャしたのは秘密で。