嫌だよ。

僕は亜絃を引きずりながら歩く。

「・・・起きてるんでしょ、亜絃。重いんだけど。」
「バレましたか。・・・でもしゅーちゃ・・・襟足もたれると首がしまって・・・ぐぇ・・・」

あ、本気で気絶しちゃったよ。僕強ーい。

「・・・はぁ・・・」

学校っていうのは・・・やっぱりつかれるな。
こんなやつを運ばなくてはいけないなんてさぁ・・・


「・・・亜絃なんて・・・」
「恐ろしい言葉を口に出しそうな感じなので起きますね。おはようございます。」

「・・・・チッ・・・」


そのまま逝っちゃえばよかったのに。


「なんか恐ろしい言葉が聞こえたような気がしましたが、気のせいでしょうか。」
「気のせいだよ。」