思い出の場所は神社




 快斗の日記には、あたしへの思いが綴られていた。


『柚輝はやっぱり、俺を男として見てくれてない。』

『今日の柚輝の髪型、初めてみたけど可愛かった。』

『文化祭、柚輝と一緒の時間に店番できるように秋田に頼み込んだら、秋田はすんなりとOKしてくれた!良かった~』


 直接好きとは書かれてなかった。けど、文の書き方からして、“柚輝”に恋心を抱いているのは一目瞭然。そして、柚輝なんて名前…あたししか居ない。


「おーい、ゆずー?」

「え、あぁ、何?」

「なーにボーッとしてんだよ。」

「…なんでもない。それより、さっさと着替えてバイト、始める?」

「……うん。」


 納得いかない顔をしてたけど、無理に納得してもらい、あたし達は更衣室へ向かった。