教室に向かっている間も、お話するのは好きだからずっと喋っていたら疲れました。


夾ちゃんは相変わらず反応少なくて…それより何か考え事してたみたいっ


相談してくれれば良かったのに…と思いつつ、私は喋っていました。



教室に入り席に着くと、一番後ろの席でした


私、目悪いからなぁ…授業大丈夫かなぁ…


でも、前には夾ちゃんもいるし。

左隣の子も優しそうな女の子だし♪


右隣の男の子も―――私に負けないくらい口数の多い子だから、これから楽しくなりそう…。



と思っていたら、その子に一目惚れしたって言われた


けど、私は一目惚れしてないし…。



それにどっちかと言えば、話すより聞いてくれる子の方が好きかなぁ…。(自分が話す側だから)



…と思っていたら、親さん達が教室に入ってきた


家のお母さんもいるっ



何も考えずに(←告られたの忘れてる)ボーっと見てたら、誰かのお母さんが怒り顔で歩いて来ました。


そして、持っていた鞄を机にボンって…。



…夾ちゃんと言い争ってる…面白いッ


───あ、夾ちゃんのお母さんなんだぁっ!!



…あれ?

夾ちゃんの鞄──…


森ニャコの花代が付いてる───っ!!




森ニャコというのは、法華の集めている猫のキャラクター。


お菓子のオマケで、♂が6・♀が6の12種類ある




…そっかぁ、夾ちゃんも森ニャコ好きなんだぁ…。


名字の件といい、夾ちゃんとは色々と気が合うなぁ…♪