そんなある日、春亜から一通のメールが来た。




“別れよう”


そんな内容の文は、俺を傷つけるのには十分だった。




自分のせいだ──。



俺のせいで、春亜が傷ついた。




そう考えたら、メールを返信する気もおきなかった。