目が覚めると。もう。休憩時間は終わっていた。

「おい、もう授業始まってる」

「ぁ。うん。」

私は寝ぼけた目をこすりながら、立ち上がる。

(なんて夢見たんだろう・・・・)

その後の授業も私はずっと伏せていた。

俊也のことが思い浮かんで。

やっぱり・・・・

忘れるなんて

無理なのかな・・・・?