その翌日・・・・。

今日は朝から朝会だった。

私は佐藤のところに行って話しかけた。

「委員の仕事頑張ってねー」

「うっせーよ」

「うっせーって人ががんばってねーってせっかくいってあげてんのに!」

「うざっ!」

「そっちの方がうざいしっ!それよりちゃんと原稿覚えてるの?」

「あたりめーよ!こんなの一回みただけで覚えられるしっ!」

「うそっー!?」

「ほんと」

そんなやりとりをしていると。

私は視線を感じてふと目の前をみた。

そこには・・・・

「・・・・・・」

俊也がいた。

俊也の目は・・・・

どこか複雑で・・・・。

なにか言いたそうで・・・・・。

でも。私はすぐに目を逸らした。

すると・・・・。

「お前ってさ・・・・」

「ん?」

「いや・・・。何でもない」

「え?何?気になるじゃん?」

「いや。やっぱなんでもない」

今だ佐藤が何を言いたかったのか私にはわからない。

でも、なんとなく、聞いちゃいけないような気がして。

それ以上私は何も聞かなかった。