翌日の帰り道・・・・

私はポケットの中に俊也に作ったミサンガをいれて、

急いで待ち合わせ場所に行った。

「ごめん!遅くなったー」

「・・・・・・・」

私がそう言うと、俊也は何も言わずに、スタスタと先を歩いていく。

あれ・・・・?」

何かがおかしい

いつもなら、「おせーよ」

とか一言言ってくれるのに・・・・

なんで何も言ってくれないの・・・?

不安を感じながらも、俊也の後に続く私。

「あのねっ昨日ね俊也にね」

そう言いいかけた時

「あのさ、話あんだけど」

「え・・・・・あ、うん」

いつもと違う俊也にさらに嫌な予感がよぎる。

私は俊也の言葉を待つ。