そして。ソーランが終わり。

「今話しかけてくるよ!?」

「うん・・・・」

友達が俊也のところに行って話しかける。

俊也は少しめんどくさそうな顔だった。

その表情一つで私は少しずつ不安になっていく・・・。

(すごくめんどくさそう・・・・)

「まなちゃん!向こう行って!」

「え?」

「話すからっ。早く」

「え・・・あ・・・・う・・・ん」

私は俊也の方をみた。

俊也は男子に囲まれていた。

「え・・・・・でっでも・・・・・え・・・・ど・・ど・・・」

「まなちゃん!何してんの!?待ってるよ?」

「や・・・だって・・・どどど・・・・どうしよ・・・・」

緊張で頭がパニックになる私。

「とりあえず。そこに行って。ね?」

「うん・・・・」

友達に言われるがまま。私は公園からでて。道路の方へと歩いて行った。

すると。後ろから俊也もくる。

しばらく俊也の後を追う私。