卒業してから、春休み。

あれから、私と俊也はよく遊ぶようになった。

友達としてだけど。

もちろん2人きりなんてありえなくて、友達も交えて遊んでたりしていた。

そんなある日。

「ね、まな!」

突然、友達の花梨が目を輝かせながらよんだ。

「何?」

「あのさ、今日左野と遊ぶぢゃん?」

「うん?」

「今日。告白しなよ!」

は・・・・・


いきなりの言葉に私は驚きを隠せなかった。

「何・・・・言ってるの・・・・?」

「いいから!わかった?」

「そんないきなり言われても・・・・・」

だって。6年生のときいっぺん冗談交じりだけど告白してるし・・・・

そんときは笑いながら

「え?お前が?あはははは無理無理!」

って・・・・

この嫌な思い出があるんだよ!?

だから告白なんて無理に決まってんぢゃん・・・・。

「はぁ・・・・」

「とにかく言わないと知らないからね?」

「できたらね・・・・・」

私は花梨の言葉を渋々聞いた。