悠貴の傍に近寄るとはいろんなところに痛々しい傷があった。 「大丈夫?悠貴・・・」 「真綾・・・」 「ごめん・・・もっと早くに助けるべきだったね・・・ゴメンね・・・」 「ううん・・・充分早いよ・・・ありがとう」 すごく嬉しそうに言うもんだから泣きそうになった。 「それにしても真綾すごくかっこよかったよ」 「お恥ずかしいかぎりです」