悠貴は、また私に力をくれた。 「あ、そろそろ面会時間終了か」 「そうだね・・・」 「じゃあ、帰るよ。明日は部活が終わったら来るから」 「わかった」 病室から出ようとする悠貴に向かって、声をかけた。 「悠貴!!」