「いつあたし達が迷惑なんて思った? あたし達、友達なんだよ 迷惑なんて思うわけ無いじゃん!!!」 涙目になりながら言葉を放つ唯につられて、私まで涙目になった。 「ごめん・・・」 「真綾の目の事を知って、ショックだった。 でも、何にも相談されなかった事のほうが もっとショックだった」 「お願い、真綾。1人で抱え込まないで。 もっとうちらのことを頼って・・・」 「うん・・・ごめん・・・」 乾いたシーツの上に、丸みを帯びた雫が落ちた。