目を開くとそこには風でなびくカーテンと花瓶にいけられた花がゆれる風景。 でもそれは、ぼや~っと見えるぐらいで他は白にしか見えなかった。 「ここ・・・」 周りを確認しようと起き上がってみると頭に鈍い痛みが走った。 「いっ・・・」 急にドアが開くような音がした。