最近、視界が急にぼやけたり歪んだりする。 いつもは、すぐに元に戻るが、今回のはなかなか元に戻らず思わずその場に座り込んでしまった。 「真綾!?大丈夫?」 「大丈夫。ちょっとした立ち眩みだから・・・」 「保健室に行って休んでいたほうがいいよ」 「大丈夫、ほら、直ったし」 そう言ってまた立つと今度は後ろに倒れそうになった。 すると後ろから来た千秋に支えられた。