「やめときなよ唯」 「でもほんっっとにありえない!!フツー人の恋路に手出さないでしょ!!!」 拳をつくるのはやめた唯だけど未だに顔が戻っていない。 「ほら、もうすぐ次の授業始まるから移動しないと」 そう言って立った時だった。 視界がまた霞んで、白に変わった。