「おはよー燈弥ー」 明るい声が聞こえて、俺のところにやってきたのは 「田原か。おはよ」 「おはー!」 田原は相変わらずサバサバしてて話しやすい。 「だから!なんでいつも俺じゃなくて燈弥に声かけんだよ!」 「あれ、圭吾いたの?」 「ずっといたわ!!」 …始まったよ。 こいつらどっちも素直じゃねぇからな。 圭吾は田原の愛が足りないとか馬鹿言ってたけど、 周りからみたら田原が圭吾のこと大好きなのはバレバレだ。 だって田原から圭吾好きオーラ出まくりだもんな。 見ててこっちが恥ずかしい。