「つか、お前それいつまで着てんの?」 「えっと…」 あ…いつの間にかプールサイドについてたんだ…。 両親ズはもうプールに入ってイチャイチャしている。 …見てるこっちが恥ずかしい。 「プール入るんだろ?」 「う、ん……」 そうだよね、脱がないと入れないよね。 せっかく来たんだし…。 私は恐る恐るパーカーのチャックに手をかけた。 ……ん? 視線を感じて顔を上げたら、なぜか燈弥がジッと私を見てる。 な、なんで見てるのっ…!?