「はあ~。」 悪魔を消して一段落と一息いれた次の瞬間―――― 「これはなかなかだな。」 「っ!? 誰っ…!!」 ――――グイッ 「なっ!」 逢魔時、背後から禍々しい声が聞こえ、振り向く寸前に抱き寄せられた。 ス―――ッ… 「っ!?離して!!」 抱きしめられた腕の中から逃げようと抵抗しようとすると声の主は私の首筋に顔を近づけ匂いを大きく吸ってみせた。 「間違いない。お前が桜だな。」