「………泣いてん、のか?」 本来暗い部屋で顔を見るのは難しいが、悪魔たちにとっては夜目がきくため困難なことではない。 「…ぅっ……」 それにまさかさっきまでの威勢の良さからまさか桜が泣くとは思いもしなかったため、内心焦ってしまったサタン。 「お、おい…泣くなよ!……って、聞こえてねーか。」 「……くま……嫌い…」 「は?熊嫌い?」 桜の途切れ途切れの寝言に思わず口を返すと、思わぬ言葉が返ってきた。 「悪魔なんか…っ……だい、嫌い…。」 「……っ!?」