「おい、桜。」 「何よ、悪魔。」 未だに抱きしめられたまま声をかけてくる悪魔に桜は無愛想に答える。 「機嫌悪いな。…ってかその呼び名止めろよ!」 「別に。ていうか離してよ!あと、あなたの名前知らないし。」 「あれ、言ってなかったか?俺の名はサタンだ!」 「!!??……なっ、ななななんですって!!」 「ふんっ!驚け驚け!!そして俺様に頭を下げろ!ハハハハハッ!!」 桜が予想以上に驚く顔を見るなり、サタンは嬉しそうに高らかに笑い出した。