私は そのまま、屋上に連れて行かれた。
いつもと同じ場所に立って、翔織は私を真っ直ぐに見つめる。
「昨日は……悪かった。ああ言う事を したのは初めてだったから……どうして良いか解らなかったんだ。」
そんな言葉を聞くと、にやけてしまいそうに なる。
何だか初々しい。
大人だと思ってたのに、どうすれば良いか解らなかった、なんて。
私だって、キスは初めてだった。
とゆうか、彼氏だって、翔織が初めてなんだから。
「大丈夫だよ。」
私は にっこり笑って、そう答えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…