───それでも、颯太を待ってるから。 そう心の中で呟いてから、眠りについた。 「.........」 次に目を覚ましたのは、外が少し暗くなった頃だった。 「...やば、寝ちゃった......」 目をこすりながら、倒れていた上半身を起こす。