学校をでるまでは、みんながあたしたちに注目していた。 それが恥ずかしかった。 だけど、周りからみたら... あたしたち、恋人同士っぽく見えてたのかな... なんて、思ったりして。 「......あ、ありがとう。もうここでいいから」 学校をでて数分後。 ようやく自分の家のあたりに到着した。 さすがに家まで送ってもらっては、申し訳ない。