「......」 心臓が高鳴る。 震える指先。 「...」 静かな保健室。 時折、保健室の外から生徒の声が聞こえる。 あたしは、とりあえず近くにあったタオルを濡らしてしっかりと絞り、颯太のおでこにタオルをのせた。