【短編】約束[仮]Ⅱ







「こんにちは。」




真奈のうちに行って


インターホンを押す。




「……どちら様ですか?」




やっぱりな。




「山縣 健と申します。


何年か前に真奈さんといっしょに遊んだ…」





「ああ!!健お兄さんですね!!どうぞお入りください。」




そう言われて俺は真奈のうちに15年ぶりに入った。