「ノア…中で話そう」

「…ん…」

僕は転がった鞄を持ち理事長室のドアを閉めた。


「いきなり連絡あって驚いた。」
「ん、ごめん」
「…ノア、お前はっ「セノ」

僕はセノだよ。

「…お前が苦しむ必要ないんだ!」
「苦しくないよ。逆、僕は幸せなんだ」

改めまして、
僕の名前は加々美 ノア
セノとは僕の双子の弟の名前。
そして僕は正真正銘の女の子
だけど、僕はセノとしてこの学校に入ったんだ。
その理由は言えないけどね

「…ノア…」
「僕は尚ちんがいるだけで頑張れるから、
僕のことはセノって呼んで?」
「けどっ「それで…もし、私が壊れそうだったら、私の名前呼んで?」
「っ…あぁ…呼んでやる。毎日でも…」
「ありがとぉ…
さぁーなんか暗くなったね!
僕のクラスは?」

ちょっと待てな?といい机にある小さなマイクを握り締めた。

ピンポンパンポ~ン

ガチャ

「おぃ!心理ー!今すぐ俺んとこまで来い!!」

…それ本当に放送??