僕はあの後尚ちんにムーンまで送ってもらった。


「尚ちん、ごめん」


ボロボロになったフラワーガーデンから目を逸らす。

そんあ僕を見て尚ちんは口角を上げ僕の頭をポンポンと撫でた。


「また一緒に植えような」


そして嬉しい言葉を言ってくれる。


“また”叶うかわからないその約束に僕は期待する


「うん!」


尚ちんに手を引かれながらムーンの扉を開けた。


すると玄関にはあの7人と心ちゃんが立っていた。


「あれ?
心ちゃん??」


「よぉ、セノ。
こいつ等と話し合え?」


そう言うと心ちゃんは尚ちんと一緒に出て行った。


「入れ」

「あ、はい」


東城先輩に言われ僕達はリビングへ移動した。