「ノアッ」 尚ちんは僕をぎゅっと抱き締めてくれた。 「尚ちん、ごめんなさいっ… ごめんなさい…」 「ノア、」 尚ちんは私の名前を何度も何度も呼ぶ。 僕が壊れないように、 僕が僕であり続けるために。 「尚ちん、ごめんなさい、ごめんなさい…」 「謝らなくていい。」 僕は尚ちんにすがるように抱きついた。 お願い、 僕を嫌いにならないで… ノアside*end