僕、男の子なのです☆







レクは俺達以外の人間を基本嫌っている。



気にすることなんて絶対にない。



「、俺は…」



言葉が詰まりかけていた時だった。




―ジャリ



砂利を踏む音が耳に入った。



レクを見ていたため前を見ていなかった俺は視線を前へと動かすと、そこにはセノがいた。





「セノ?!」




驚く俺に対してセノは何の反応も見せない。





「おぃ?」




レクも話しかけてみるがやはり反応がない。