僕も急いで学校へ行く準備をした。 ドスグロクなった頬を僕は擦る。 痛みが走るが僕は何もなかったようにそこにシップをペタリと貼った。 「行って来ます」 誰もいないリビングに僕だけの声が寂しく響いた。 外はストックが咲き誇っていた。 大丈夫。 僕はまだ頑張れる。