心理side




普段ボヘ~としているセノが何気間がいいことが俺は少し怖くなった。



俺はセノの部屋を出て、理事長室へ向かった。


そして数分理事長室の扉を開けた。


「失礼します」
「心理!
セノはどうだ?」


「問題ありません」
「そ、そぅか…」


そして理事長もセノの間のよさが怖いらしい。


「あいつ等はきっとセノを傷つけるけど、でも、その傷と一緒にセノを癒してくれると思ってんだ。」

「セノは、」

「あいつは気付いてねぇんだ。
自分がどれだけ苦しいってことが、
寂しいってことが…」


「…」


何も言えない自分腹が立つ。

何もわかってやれていない俺が馬鹿な奴だと。


「心理。」

「はぃっ…」

「時々、ノアって呼んでやってくれ。
怒るけど嬉しいはずだから。
そぅでもしないとあいつが壊れてく。」



俺は決めた。
絶対にノアを守ってやるって。


あんな小さな奴が苦しむ必要なんてないだろ?

なぁ、
ノア?


心理side*end