「またなんかトリップしてんな、悠。 そいえば賢哉は先生に会ったことあんの?」 「いや、まだないよ。 たぶん収録の時には会えると思うけど、、、。 それにしても、正富先生の顔とか見たことないのに、 悠の頭の中ではきっちりイケメンで変換されてるんだな(笑)」 「てかそもそも性別も年齢も非公開じゃなかったか? これで中年のオバハンだったら、コイツショック死すんじゃね(苦笑)」 祥太郎と賢哉が、 2人して俺の有り難い頭のできを笑っているなんて、 妄想に花咲かせた俺が知る由もなかった。