――――― ――― ―… 「……で、なんで生徒会の皆様がここにおられるのですか?」 賢哉はおもっきし“不機嫌”と書かれた顔で尋ねた。 「あんたたち学年違うだろ」 しょーたも先輩に対しての態度とは到底思えない雰囲気を出して問うた。 「朝からごめんね。実は君たち3人にお願いがあって」 眼鏡くんがにっこりと笑って言った。 ただ、“3人に”って言ってるくせに、俺だけを見て言うから、 「そんな見つめないでくださいよ、照れるじゃない(照)」 俺は思わず視線を外した。