『‥かわ!…ずかわ!』



遠くから愛しい先生の声が聞こえてくる‥






『水川…!!』




……パチ。


目を開けた。




『お前、寝すぎ。』





「え?‥あっ、、、ごめんなさい…////」





『よだれ垂れてたぞ』





ウソ……!




私が慌てると






『嘘だよ。』






「////。もぉ〜、焦ったじゃん!」





『っつーか、着いたぞ。』




「え?…本当だ…」






もう、着いちゃったんだ…




『ほら‥そんな顔しない!』





「先生は淋しくないの?」





先生は一瞬、困った顔をして・・優しい笑顔で



『楽しかった!弁当もうまかった。ありがとな。』





「先生!大好きだよ!!また学校でね!!今日はありがとう!」




私は、一方的に話して車からおりて家まで走っていった。






先生が困った顔をしたから‥困らせたくなかった…




あれ以上、一緒にいたら本当に帰りたくなくなっちゃいそうだったから…





先生‥この気持ちはどこにぶつけたらいい?