美男子悪魔のスイートな罠







なんとか明るい声でそう言い、身を翻した





もちろん王子は何も言わない







―――バカみたい







1人で舞い上がってたあたしは、王子の瞳にどんな風にうつってたかな






……滑稽に見えた?





だから呆れてたの…?





「………最悪」







あたしの声は、空気に溶けていった